サンティアゴ・デ・コンポステーラは、聖ヤコブ信仰に基づく「サンティアゴ巡礼の道」聖地であり、聖ヤコブを祀る大聖堂がある世界遺産の町です。サンティアゴ・デ・コンポステーラでは、2010年に、21世紀に入って2回目の「聖年」が祝われます。この「聖年-聖ヤコブの年」(ガリシア語でアーニョ・シャコベオ)の起源は、中世時代に遡り、聖ヤコブ(大ヤコブ)を祀る日とされる7月25日が、日曜日に重なる年に祝われてきました。そのため、6年、5年、6年、11年という周期でこの「聖年」が巡ってきます。最近では、1993年、1999年、2004年に祝われました。そして、次の聖年が2010年で、その後は、2021年までありません。

この「聖年」の間に、サンティアゴ・デ・コンポステーラを訪れる巡礼者や観光客の数は、普通の年よりもはるかに増え、これまでの記録からも、年間で数百万人もの人々が訪れます。聖ヤコブを祀る大聖堂のある旧市街は、世界中からやってきた人たちで賑わい、いつもは静かなサンティアゴの町が、この年は、とても活気のあるコスモポリタンな雰囲気に包まれます。町中で各国語が飛び交い、地元の人々も何となくうきうきしたりします。また、聖ヤコブに関連した特別な宗教行事などがあるときは、カトリック教徒の人たちは、敬虔な気持ちになったりします。
この「聖年」で、私たちがとても楽しみにしていることは、年間を通じて、毎日必ず町のどこかで文化イベントやお祭りが催されることです。あらゆる種類の音楽のコンサート、古典から現代劇までの芝居、各種展覧会、大小のお祭りなどが開かれ、また聖ヤコブに関係した宗教的な会議やアカデミックな講演なども行われ、町中が活気づきます。
また、スペイン政府機関である「セルバンテス文化センター」と、「サンティアゴ巡礼」を軸にした国際ネットワーク組織「サンティアゴ巡礼友の会」が、世界中で「サンティアゴ巡礼」に関した展覧会を催す予定なので、もしかしたら、あなたの住んでいる国でも、それらを鑑賞する機会があるかもしれませ





