ガリシア州

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ガリシア地方の魅力は、州都であるサンティアゴ・デ・コンポステーラだけにとどまりません。東西南北にある4つの県(ア・コルーニャ、ルーゴ、オウレンセ、ポンテベドラ)には、文化、芸術、伝統、海や山の景観、食文化など、さまざまな面でガリシアの多様性が見られ、訪れる人たちを楽しませてくれます。

リバデオからア・グアルダまで、ガリシア地方は640キロに及ぶ海岸線を持っています。北部海岸沿いの町リバデオはカンタブリア海に接し、カテドラレスと呼ばれる大聖堂のアーチのような岩がある海岸で有名です。また、サン・アンドレス・デ・テイシードの600メートルに及ぶ断崖から海を見渡す景観は壮大です。また、ガリシアの西海岸へ行くと、この辺りは気候も穏やかで、リアス・バイシャスと呼ばれる海岸線は、入り江の湾にムール貝の養殖場などが見られます。そしてこの一帯は、有名な白ワイン、アルバリーニョの産地でもあります。さらに南へ行くと大西洋諸島国立公園があり、ビーゴの港から船で行くことのできるシエス諸島は有名で、スペイン各地から観光客が訪れます。

これらの海も素晴らしい景色ですが、山や森に囲まれた内陸部もとても魅力的です。緑豊かな土地をぜひ訪れて下さい。フラガス・ド・エウメの鬱蒼とした緑豊かな原風景、アンカレスやコウレル、ペナ・トレビンカなどの山々、そして、何といっても秘境の聖地リベイラ・サクラは、この地方でも、自然とロマネスク様式の建築が融合した景観と言えるでしょう。リベイラ・サクラは「聖なる渓谷」という意味で、シル川の雄大な流れに沿って中世から修道士たちが隠匿生活をしてきた場所で、礼拝所や修道院が人里離れた雄大な渓谷に点在しています。

このように、ガリシア地方の4つの県のどこへ行っても、その土地独自の自然や文化を楽しむことができます。バローニャやサンタ・テクラには、紀元前に住んでいたケルト民族の住居跡があり、ア・コルーニャの町には、ローマ時代に建設が始まり現在でも機能している灯台「ヘルクレスの塔」があります。また、ルーゴ市には、世界遺産にもなっているローマ時代の城壁があり、その上を散歩することができます。その他、 ロマネスク、バロック様式の宗教建築物は各地にあり、特に有名なものの中に、サモス、オセイラ、ソブラード・ドス・モンシェス、オイア、モンフェロ、アシベイロなどの修道院があります。

 

ガリシアは、伝統的な土地で固有の文化を持っています。古代からの風習やお祭りが一年を通してあり、また、土着の自然信仰と融合したキリスト教を元にした様々な伝説があり、それを記念した行事が行われています。

また、食文化は、ガリシアの文化の中でも最も大切な部分のひとつです。海と山、豊かな大地の産物であるあらゆる魚介類、肉類、野菜、果物、乳製品、ワイン、蒸留酒)を使った料理は、訪れる人たちの味覚を満足させることでしょう。